国道１６号線の八千代橋のたもとにポツンと一軒のラーメン店。店名は「博多ラーメン」。
店内はＵ字型カウンターで１４席、「博多ラーメンどん吉」の赤い暖簾が掛かっている。

花見川沿いをサイクリング（禁煙で少し太ったのでダイエットにサイクリングを最近始めた）していて、国道１６号線の”道の駅やちよふるさとステーション”のはす向かいにポツンと「博多ラーメン」という看板が見えた。

関東で食べる博多ラーメンはスープのコクが九州のものと大きく違う。九州では５０ｍ離れていてもラーメン屋は匂いでわかるくらいトンコツ臭くかつ濃い味。この店はあまりそれらしき匂いがしない。あまり期待せず博多風ラーメンを食べるつもりで入ってみた。

博多ラーメンはジャンル名で普通は”博多ラーメン○○”というネーミングになるが、ここはあくまで博多ラーメンが店名らしい。

自転車を漕いでお腹がすいていたのでチャーシューメン（￥８５０）+餃子（￥３５０）を注文。（食券を買うシステムになっているが何故かメニューにミソラーメンがある？？）

コの字カウンターのみ１４席の店内は４割程度の客の入りで、おばさんが２人で接客と調理をしている。

さて出てきたラーメンだが麺は博多ラーメンらしく低加水の細麺、やや硬めの茹で具合でグー。（一説によると、長浜の魚河岸でラーメンを出すにあたり、せっかちな人に会わせて茹で上がりの早い細麺を採用したが、伸びやすかった為に早く食べきれる少量におさまり、そのかわり麺のみをお代わりする「替え玉」システムが出来たとのこと）
但し予想通りスープのコクは関東の博多風ラーメン。そう割り切れば厚切りのロース肉のチャーシューも美味しいしまあまあのレベルのラーメン。

また、九州ではたいていニンニクや高菜を調味料に使うが、この店でもおろしニンニクと高菜漬けを自分でお好みで入れられるようになっていた。

　2005/08/28