全長８．５ｃｍ、刃渡り２．５ｃｍ
刃先保護のためのキャップがついている 白い部分がセラミック
色あせてしまったが京セラのマークが残っている
新入社員のころ、仕事で当時流行のファインセラミックを調査したことがあった。 その際にサンプルとしてもらったのがこのハサミ。
京セラのＨＰを見ると、セラミックの ハサミを開発したのが１９８４年とのことで、開発して間もない製品だった ようである。当時の技術では刃の部分の長さが２．５ｃｍ程度が限界で、このサイズでは釣り道具としての糸切り か鼻毛切り位にしか使えなかった。（但し、錆びることも無いし、体に触れても金属独特の冷たさが無いため 、海水に濡れる釣り道具として使うのも、鼻毛切りとして使うのにも最適ではあるのだが）
やはり凄いのは、２０年経った今でも全く切れ味が落ちていないことで、セラミックの硬さは ダイヤモンドに匹敵するということを実感させられる。
気に入っているところ- 何年使っても切れ味が落ちない。
- 金属製のハサミに比べて温かみがある。（鼻毛きりに最適）
- もうちょっと刃の部分が大きくないと用途が限られる。（最近は刃の部分が５．２ｃｍと通常のサイズの 京セラＣＳ１４０ が販売されている）
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