名称 | Faber-Castell コンパスセット |
素材 | スチール(クロムメッキ) |
メーカー | Faber-Castell |
購入 | − |
場所 | − |
価格 | たしか1万円前後 |
購入時期 | 1975.4 |
評価 | − |
大掃除でガラクタの整理をしていたら出てきた緑の箱、
30年前の大学時代に製図の授業で使っていたコンパスと烏口のセット。
これを眺めていたら墨入れ(鉛筆で下書きした図面を烏口を使って清書すること)では、最後に烏口から 墨がぼた落ちしてやり直しになったりと苦労した記憶が蘇った。
就職してからは自分で図面を書くこともなくなったためガラクタの中に埋もれていたようだが、 何回もの引越しの際も処分されないまま生き残ったとチョット感動。
取り出していじってみたところ流石にドイツ製の精密機械、30年間放置したままでも
スムーズに可動し今でも十分に使用可能。文房具というよりエンジニアの道具と言うべきか。
もう自分で使うこともないコンパスセットだが思い出の一品として保存して置こう。
箱の左上に消えかかっているがFaber-Castellのロゴと騎士が戦っているシンボルマーク、 それから型番と思われるが"714/5a"という表示がある。 Faber-CastellのWebSiteを調べても現在は コンパスや烏口は製造していない模様。
コンパス大:エンピツの芯、烏口、針(ディバイダとして使用時に装着するもの)を取り替えて使う。
大きな円を書くための延長脚。ちょっとSFチックな外観になる。
右上はコンパスの関節のネジを回して関節の硬さを調整するためのマイナスドライバー。
コンパス小:これもエンピツの芯と烏口の両用になっている。
線を引くための烏口。上刃と下刃の間に製造用の墨をいれて線を引く
(毛細管現象を利用しているところは一種の万年筆)。
先端部のネジで上刃と下刃のギャップを調整し太い線から細い線まで1本の
烏口で引くことが出来るがこの刃は時々オイルストーンで砥いでシャープに
保って置かないと綺麗な線が引けない。
2006/02/09
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